葬儀、葬式の流れとマナーを紹介する、葬儀堂です。

葬儀費用

◆平均的な葬儀の金額

葬儀には、いったいどのくらいの費用がかかるのでしょうか?もちろん、地域や葬儀の内容によって千差万別ですが、だいたいの金額がわかると目安にできる思います。平成15年に日本消費者協会が葬儀費用について調査を行っていますので、参考にしてください。

葬儀費用一式
150.4万円
飲食接待費用
38.6万円
寺院の費用
48.6万円
葬儀費用の合計
236.6万円 *

*合計金額は個別の費用はわからないなどのケースを含むため、上記の合計とは異なっています。

◆心づけ

葬儀関連で正規に支払うもの以外にも心づけ、いわゆるチップを慣例としてお渡しします。金額はあくまでも目安であり、お世話になった度合いや関係などによって、だいぶ違ってきます。

各種心づけ
世話役
5千円から1万円
(代表には)
1万円から2万円
近所の手伝い人
2千円から3千円
◆遺体搬送費

病院からの遺体搬送費というのがあります。基本料金が9500円で10キロ単位で加算されていきます。

普通車
10キロまで
2730円
20キロまで
4860円
30キロまで
7800円
◆通夜ぶるまい

本通夜の時は焼香の後会葬の人たちに通夜ぶるまいといって食事をしてもらい故人の思い出話で供養をしてもらうのですが、この料理が一人当たり2000円から3000円になります。あらかじめ大雑把な人数を見込んで寿司とかオードプルを、10人分ずつの大皿に入れてもらっていくつかまとめて頼んでしまう方が安く附くかもしれません。

◆葬儀社への支払い

葬儀社に支払う金額は、平成15年の平均で189万円となっています。葬儀の料金体系は、会社によって実に様々です。個々の詳細な明細まで出すものがあると思えば、セット料金もあります。セットの場合は、全てがセット内に含まれているわけではないので、その点をしっかり確認しておかなくてはいけません。特に場合が場合で葬儀を行なう側は多少ならず平常心を失っていますからよく話を聞く事が肝心なのです。始めに予算はこれぐらいだからこの範囲内で出来る事をやって欲しいと頼んでしまう方法もあります。いずれにせよ納得の行くまで、よく理解の出来るまで話し合う事が必要です。話し合いで決まった正規の料金のほかに当日の担当責任者には5000円から10000円の心づけを用意しておくこともあるようです。

◆精進落し

精進落しは各法要での会食の事ですが、まず葬儀当日、火葬場から戻ってきて還骨勤行のお経を上げてもらった後に、続いて初七日の法要をやってしまうというのが最近では通例になっていますので、ここで精進落しの宴を開きます。
この場合は人数的にも50人いるかいないかと思いますが近くの料理仕出しやを借りた場合は、飲食代だけで済みますが、斎場やしかるべき会場を借りてそのまま精進落しにも使う場合には当然会場費も取られてしまいますから費用がかなり違ってきます。会場費と飲食費がセットになっている時とそうでないときではまた違うし、これは前もって十二分に調べておく事が大切です。

◆御布施

御布施とは読経料の事ですが、これは僧侶の位階、寺の格式によっても違ってきます。相場的に言えば葬儀・告別式の読経料は5万から15万です。導師だけでなく脇導師が附いてくる場合がありますが、その人には導師の約三分の一の金額が相場のようです。全国平均の寺院への支払額は53万ほどになっていますが、これは読経料のほかに戒名料も入っています。戒名料は戒名の字数によって、また宗派によって、さらに地域や寺院によっても異なります。

◆引き出物

葬儀前夜の本通夜で会場の関係などで精進落しが出来ない場合があります。そういう時には通夜返しとして粗供養品を手渡す場合があります。最近はそれ用の酒と茶がセットになったものとか砂糖がセットになったもの、そしてビール券などが使われます。

◆香典、香典返し

香典返しは一般に「半返し」と言われています。集る香典の額は亡くなった方の社会的地位、現役か非現役かなどによって異なりますから見当が附きませんが全国では約72万円ほどです。香典返しは四十九日の法要が済んでからですから時間的にも余裕があります。最近は何点かの品物がセットになっているギフト商品を香典返しに使う場合もあるようです。貰う側はセットの中から自分の気に入った商品が選べるわけで合理的なのかもかもしれません。

◆葬儀代を安く上げるには

これにはいろいろな方法がありますが、まず葬儀社と相談する時に、ざっくばらんに予算がこれだけしかない、この予算内でやって欲しいと先にお願いしてしまう事です。桁外れの値段でなければ断る葬儀社は、まずないはずです。セット料金やオプションものを最低ランクにしてもらう、霊柩車、火葬費、通夜ぶるまいなどの飲食代も最低ランクにしてもらう。生花や飾り物を極力少なくするなど削れるものは出来るだけ削る、やはりこれが安くする近道です。

市民葬などの葬祭扶助

都民ならば区民葬、県民ならば市民葬を利用するというのも一つの手です。区民葬を例に取ると区役所の区民課などに行って医師の死亡診断書を提出して区民葬儀券を貰うと区民葬葬祭具券・区民葬霊柩車券・区民葬火葬券の三つが附いています。この三つには色々とランクがあってランクを選択できるようになっていますからもっともランクの低いものを選択すればかなり安くあがります。

互助会に加入する

互助会に入って月々の会費を積み立てておいていざという時に備えておく、という方法もあります。契約の内容によっては積み立ての期間に満期になれば積立金を自由に使えるという物もあります。

特約付き生保の利用

互助会や葬儀社によっては毎月一定額の積立金を納める事によって葬儀ができ葬儀費用の保険金が受け取れるという特約付きの物もあります。またある互助会の積み立て保険は終身保険で契約者が死亡すると保険金が下りて葬儀費用に当てる事が出来るというものもあります。特典として斎場や会葬御礼が割引になるといったものがあります。

その他

その他生協や農協が葬儀社と提携してやっている葬儀もあります。 変わったものでは葬儀生前契約というものがありますが、これはどこの葬儀社でも受けているというものではないのでマメに探してみる事です。自分に合った予算で契約できるところが特徴です。葬儀でバカにならないのが「心づけ」いわゆるチップです。一つ一つの単価は安いですがなにしろ払う相手が多いです。しかもこれは領収書のもらえない代物ですから後で経費にはなりません。ただしこういう物はあくまでこちらの好意で支払うものですから、わずらわしいと思ったら払わずとも構いません。先方からは請求できる筋合いの物ではありません。

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最終更新日:2015/2/19